成人にも、胎児にも大きな被害をもたらした、水銀による水質汚染公害・水俣病を
はじめ、薬やその他の汚染物質による、被害実例は、他にもたくさんあります。
そのうちのほんの一例です。
⇒サリドマイド薬害
1957年にドイツで開発されたサリドマイドは、睡眠薬・精神安定剤として販売
されました。即効性があり、大量に服用しても致死性がないとされ、また、不眠症
に効果があり、妊婦や子どもにも、安全無害として、広く使われていました。
ところが、1960年代に入ると、腕が極端に短く、その先に指がついているアザラ
シのような手を持った、子どもたちの出生が増え始めたのです。その後すぐに原因
追求され、サリドマイドはすべて販売中止となりました。
下図は、サリドマイド薬害発生の症例数です。
生産国であるドイツに次いで、日本での症例が多いことがわかります。
以下、先進国が続きますが、アメリカだけは、サリドマイドが薬として承認され
なかったために被害は発生しませんでした。
国 名 |
症例数 |
| ドイツ |
3,049 |
| 日本 |
309 |
| イギリス |
201 |
| カナダ |
115 |
| スウェーデン |
107 |
| ブラジル |
99 |
| イタリア |
86 |
| 台湾 |
36 |
| ベルギー |
35 |
| アイルランド |
35 |
| デンマーク |
20 |
| オランダ |
17 |
| オーストラリア |
14 |
| スイス |
12 |
| ノルウェー |
11 |
| ポルトガル |
8 |
| スペイン |
5 |
| メキシコ |
4 |
| フィンランド |
2 |
この恐ろしいサリドマイドは、今現在でも、ブラジルなどでは流通しており、毎年薬害が報告され、問題になっています。
⇒カネミ油症
1968年に、有機塩素化合物の、PCBが混入した米ぬか油を調理に使った、食品を食べた人々の間に、塩素にきびといわれる皮膚症状や、つめの変形、まぶたや
関節の腫れなど、多くの症状が出た被害です。
その事件をきっかけに、製造と輸入が禁止になりましたが、工業的に生産さたPCBは、使用されて廃棄される過程で、水質や土壌、空気を汚染し、さらに分解しにくい特性を持つので、今現在でも環境中に存在しています。
すべての人の体内から、ダイオキシンやPCBが検出されることを考えても、いまだに、存在していることがわかります。
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この他、研究において、化学物質が原因ではないかと発表されたものには、以下のようなさまざまな病気があります。
各種アレルギー・花粉症・喘息・自閉症・ADHD・うつ病・性同一性障害など。
⇒気になる方は・・・