⇒汚染の3つの経路
人体に有害とされる、環境中の汚染物質が、体内に取り込まれるには、3つの経路があります。
1.食べたり飲んだりして入る『経口曝露』
2.皮膚を通して入る『経皮曝露』
3.呼吸とともに入る『経気道曝露』の3つです。
このうち蓄積性のある汚染物質を取り込む主な経路は『経口曝露』です。
このようにして体内に取り込まれた汚染物質は、健康で代謝がうまくいっている場合、まず小腸で吸収されて血液中に入ります(吸収)。※下図参照
そして、血流に乗って肝臓、心臓へと運ばれ、さらに心臓から体内のさまざまな細胞へと行き渡ります(分布)。
全身をめぐりながら、肝臓を通るたびに少しづつ分解されていきます(代謝)。
最後には腎臓を通って尿の中に溶け込み、あるいは小腸で吸収されずに大腸へと進み身体の外に排出されます(排出)。

胎児の場合は、へその緒を通じて、母親から栄養素を受け取っており、胎児が作り出した二酸化炭素や老廃物は、へその緒を通り、胎盤を介して母親に戻します。また、胎児は、口からものを食べるわけではないのですが、体液は飲んでいるのでおしっこもするし、便も体液の中に排出しています。
新生児期・乳幼児期も、汚染物質を口から取り込んだ場合、上図と同じように体内を巡っていきます。
ただし、新生児期や乳幼児期の消化管の吸収率は、大人に比べると非常に高いので排出する前に、吸収してしまうのです。
⇒正常な体外排泄を促してくれる食品は?
|